種々-くさぐさ- 2025/9/18

岩木山虹農園便り55号

九月十六日、宮城県色麻町で行われた、自然栽培普及会・稲作勉強会に参加しました。「雑草も菌類も、虫も鳥類も人も・・・支えあって生きているよね。」が稲作仲間の共通言語です。様々な意見交換がなされましたが、最適解は自分が自身の圃場で考えることに。
今年は苗の育苗の失敗のため、草に稲が負けて収量が落ちましたが、田圃の土自体が少しづつ自然の力を蓄積し始めていることを感じています。

自然栽培―夢・希望・友情

先日、自然栽培農産物の小売店では最大手のナチュラルハーモニーのスタッフ六名が、岩木山虹農園の田圃の視察に来てくれました。
まさか河名秀郎社長まで来てくださるとは思っていませんでした。そこで、社長に「せっかくだから木村秋則さんの畑に行きませんか。今朝、家の前を通って畑に行ったのできっとまだ畑に居ますよ。」と全員を案内しました。
畑で作業をしていた木村さんと会ったとたん、河名社長も涙を流し、木村さんも「死ぬまでにもう一度会いたかった!」と抱き合って喜んでいました。全員もらい泣き・・・。
ナチュラルハーモニー社長の河名秀郎さんと木村秋則さんはかつて国内はもちろん何度も韓国に渡って自然栽培を指導した盟友です。その後、韓国における学校給食はすべて有機栽培になりました。かつて、販売と農業指導のそれぞれの立場で、「自然栽培で日本を変えよう」と夢を語り合った二人がすれ違ってから十八年。「また二人で日本のために何か新たに始めよう」と誓いあって、木村秋則さんの畑を後にしました。自然栽培は「夢」「希望」「友情」の世界だと改めて実感した日でした。