自然栽培

natural cultivation
Grow without any fertilizer and agrochemical

人の心をささえて身体は日夜働いています。そして身体は外なる自然にささえられて生きています。

当農園は自然界の力をそのままいただいて、おいしい食べ物の栽培をめざします。よって人為的に作られた農薬・除草剤を用いず、また施肥もせず、自然の働きに促されながら栽培を行います。

地球に、人に、豊かさと美しさが





よみがえりますように。

こだわり

無農薬・無施肥で栽培

こだわり
1

土壌菌を活用する工夫

こだわり
2

人の目、手と心による栽培

こだわり
3

自家採種した種を使用

こだわり
4

取り組み

What do we do as a farmer of natural cultivation

地球環境への対応




二酸化炭素の数百倍の温室効果ガス(亜酸化窒素、メタンガス等)をできる限り出さない。

肥料や農薬の不使用




有機肥料(未完熟)は腐敗菌を呼びこみ、作物が腐りやすくなる。またネオニコチノイド系、グリホサート系等全ての農薬も自然物ではない。身体にも悪影響があるので一切用いない。

免疫を高めるために




菌が多い作物の栽培。腸内細菌をはじめとして体内の菌を増やすことで人の免疫力を高める。

自家採種




種は人類の財産

よりおいしく、より力強い種になるよう毎年自家採種をし、種自身の進化をうながす。




※全てのお米や穀物、野菜の種を自家採種。

お米三題

お米は甘い方が良い?

Should the rice be sweeter?

餅米は甘くて粘りが強いです。自然栽培のもち米は雑味がなくすっきりした味わいになります。ただし、どの餅米も胃の負担が多いばかりでなく、血糖値が急激に上がることで身体に負担が多いことが知られています。ということで昔から「もち」は常食ではなく「ハレの日」の食べ物、あるいはお菓子として限られた時に食べる習慣になっています。健康への影響は農薬や肥料による影響だけではなく、お米の「甘さ」にもあります。毎日食べるお米がもち米と交配し、甘いお米に「改良」し始めたのは昭和30年代に入ってからです。当農園ではあっさりした亀の尾(明治29年~)とササシグレ(昭和15年~)を中心に栽培しています。より甘さを求めたアキタコマチ(昭和59年~)も栽培しています。

新米をどう食す?

How to eat new rice?

新米が出たと同時に昨年のお米は古米といういい方をされます。古米とはいえ、いやなにおいもなく、味もしっかりしており一粒一粒を味わうなら古米を好む方もいらっしゃいます。例えばお寿司屋さんは古米を使用することが多いようです。ただ、香りやねばりは新米にはかないません。新鮮な野菜を食べている感覚です。やわらかく炊ける新米は、それだけで美味しく「おかず要らず」です。新米を食べるときはお茶碗にやわらかくよそってそのままいただいてもいいのですが、食味を確かめるためには「塩むすび」が最適かと思います。お塩のおかげで甘さ香りが引き立って、お米の個性がよくわかるのです。自然栽培のお米はどのお米ものど越しがよくあっさりしているので、つい食べ過ぎてしまいます。

カビが生えない餅?

Mochi that doesn't grow moldy?

今まで農薬肥料を使って育てた餅や他県の自然栽培で育てた餅もついてから10日ほどでカビが生えてきました。令和3年の12月30日についた切り餅(こがねもち)を家屋に隣接する小屋の棚になんとなく置いてみました。その餅が令和4年11月8日になってもまったくカビません。300日以上経っています。寒い小屋に置いたのがよかったのかな?でも夏は暑いですし、蒸します。いつになったらカビが生えるのか。
なぜカビないのか、自然栽培の大本である木村秋則氏に尋ねてみました。畑のわきにある小川の水を指さしながら、「この水がいいんでしょう。」と語ってくださいました。つまり、岩木山の清冽な水を田んぼにとどめることなく掛け流して育てたことで、腐敗しにくい米になったのではないか、ということでした。